ジャーナリズム

2014/05/03

Stop Killing Journalists: World Press Freedom Day 2014

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2010/06/01

『届かぬ声—パレスチナ・占領と生きる人びと』4部作・上映会

【以下転載】

土井敏邦です。パレスチナ・ドキュメンタリー映画4部作『届かぬ声—パレスチナ・占領と生きる人びと』全作上映会が4日後に迫りました。改めて、上映会のご案内をさせていただきます。6月1日 


“パレスチナ・占領”を映像で体験する
—『届かぬ声—パレスチナ・占領と生きる人びと』4部作・上映会—


【趣旨】
ジャーナリスト・土井敏邦は、1985年以来、20数年にわたってパレスチナとイスラエルの現場で、「“占領”という“構造的な暴力”の構図」を取材し続けてきました。その1つの結果が、ドキュメンタリー4部作『届かぬ声—パレスチナ・占領と生きる人びと』です。今年5月5日、その全作DVDが遂に完成しました。

これらの映像は土井が1993年秋から17年間撮り続けてきた数百時間の映像を3年がかりで編集したものです。その第4部『沈黙を破る』は昨年5月から全国で劇場公開され、2009年度の石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞、キネマ旬報「文化映画部門」第1位、日本映画ペンクラブ賞「文化部門」第1位を受賞しました。

4部作DVD完成を機に、パレスチナにおける“占領”という“構造的な暴力”の実態を、みなさんに映像で“体験”してもらうために、この上映会を企画しました。


【内容】
第1部『ガザ—「和平合意」はなぜ崩壊したのか—』(125分)
 1993 年の「和平合意」が、パレスチナ人住民の真の平和につながらなかった現実とその原因を、ガザ地区最大の難民キャンプ・ジャバリアに住むある家族の6年間の生活を通して描く。

第2部『侵蝕—イスラエル化されるパレスチナ—』(121分)
 家屋を破壊され居住権を奪われるエルサレムのパレスチナ人住民たち、“分離壁”によって土地と資源を侵蝕され、国家建設の基盤を失っていく人びとの現実とその苦悩を描いていく。

第3部『2つの“平和”—自爆と対話—』(126分)
 自爆攻撃に走ったパレスチナ人青年の遺族の証言、自爆テロの犠牲となった少女の両親や、生還した女性兵士と家族の「平和」観を通して、対話を試みるイスラエル人・パレスチナ人双方の “平和観の断層”を描く。

第4部『沈黙を破る』(130分)
 占領地で絶対的な権力を手にし、次第に人間性や倫理観、道徳心を失い、“怪物”となっていくイスラエル軍元将兵たち。自らの人間性の回復を求めつつ、占領によって病んでいく祖国イスラエルの蘇生を願って語るイスラエルの青年たちの声を伝える。


【日時】6月5日(土)・6日(日)

6月5日(土)/午後1時30分開場 午後2時開演
 〔第一部〕(午後2時—午後4時半)
  ・第1部『ガザ—「和平合意」はなぜ崩壊したのか—』上映(125分)
  ・土井敏邦監督の解説(15分)
 〔第二部〕(午後5時—午後7時半)
  ・第2部『侵蝕—イスラエル化されるパレスチナ—』上映(121分)
  ・土井敏邦監督の解説(15分)

6月6日(日)/午後1時30分開場 午後2時開演
 〔第一部〕(午後2時—午後4時半)
  ・第3部『2つの“平和”—自爆と対話—』上映(125分)
  ・土井敏邦監督の解説(15分)
 〔第二部〕(午後5時—午後7時半)
  ・第4部『沈黙を破る』上映(121分)
  ・土井敏邦監督の解説(15分)


【会場】
6月5日(土)
 明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー(地下1F 1001教室)
 (JR中央線・総武線、東京メトロ丸の内線/「御茶ノ水」駅下車 徒歩3分)
 http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
6月6日(日)
 明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー(1F リバティホール)
 (5日と6日は会場が違いますから、ご注意ください)


【参加費】
・各一部ごと1000円
・全編参加の方は3000円
(予約は必要ありません)


【主催】 「土井敏邦 パレスチナ記録の会」
【共催】 シグロ、明治大学軍縮平和研究所 
【お問合せ】土井敏邦(シグロ携帯:090-3698−2178)
【広報用カラーチラシは http://www.doi-toshikuni.net/j
【DVDの問合せ・購入】
 シグロ (03−5343−3101)
 シグロ・オンラインショップ(http://www.cine.co.jp)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
土井敏邦 (DOI , Toshikuni)
 URL: http://www.doi-toshikuni.net/(コラム「日々の雑感」)
 『ガザの悲劇は終わっていない』(岩波ブックレット/7月7日出版)
 映画「沈黙を破る」
 URL: http://www.cine.co.jp/chinmoku/
 DVD発売 2010年3月5日から

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2010/05/23

【『ビルマVJ 消された革命』トークショー】 『ビルマVJ』徹底解剖

【以下転載】

『ビルマVJ 消された革命』トークショー〜『「ビルマVJ」徹底解剖』

日時:2010年6月5日 14:40からの上映終了後
場所:第七藝術劇場(大阪・十三)
   大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ6F
   TEL:06-6302-2073. FAX:06-6302-8820
   http://www.nanagei.com/
出演:宇田有三(フォトジャーナリスト)
   箱田徹(ビルマ情報ネットワーク、立命館大学ポストドクトラル・フェロー)
入場:14:40の回本作品ご鑑賞者対象

6月5日(土)『ビルマVJ 消された革命』公開初日、14:40の回上映後に、宇田有三さん(フォトジャーナリスト)と箱田徹(当ビルマ情報ネットワーク)によるトークショーを行います。

ビルマ情報ネットワークは、2001年の設立以来、ビルマ(ミャンマー)に関する日本語情報の充実と、情報提供・調査・提言を行っています。映画『ビルマVJ』の舞台である2007年の民主化蜂起の際には、ビルマ国内から発信された情報を、日本国内に正確かつ迅速に伝える役目を果たしました。新刊『ビルマ仏教徒民主化蜂起の背景と弾圧の記録——軍事政権下の非暴力抵抗』 (守屋友江=編訳、明石書店、2010)にも翻訳協力しています。

宇田有三さんは過去18年に渡ってビルマを取材し、今年初めに『閉ざされた国ビルマ—カレン民族闘争と民主化闘争の現場をあるく』(高文研)を出版されました。宇田さんは、ビルマ国境地帯とビルマ国内を共に長期的に取材した経験を持つ、世界的にも数少ないフォト・ジャーナリストの一人です。

箱田徹は1997年の大学在学中にタイ・ビルマ国境を訪れて以来、ビルマ問題に継続的に取り組んできました。ビルマ情報ネットワークは設立当初から関わり、秋元由紀と共にディレクターを務めています。また立命館大学グローバルCOE「生存学」のポストドクトラル・フェローとして、社会思想史を研究しています。

今回のトークショーでは、『ビルマVJ』の背景となるビルマの現状を紹介すると共に、映画をご覧になった会場の皆さんも交えて、ジャーナリズムやアクティヴィズムのあり方、それを支える論理や思想など、多方面から『ビルマVJ』を解剖します。皆さまのご来場を心よりお待ちしています。

■関連リンク
・『ビルマVJ』公式サイト http://www.burmavj.jp/
・第七藝術劇場 http://www.nanagei.com/
・宇田有三さんのサイト http://www.uzo.net/
・宇田有三『閉ざされた国ビルマ』(高文研、2010年)
http://www.koubunken.co.jp/0450/0434.html
・守屋友江(編訳)『ビルマ仏教徒 民主化蜂起の背景と弾圧の記録——
軍事政権下の非暴力抵抗』(明石書店、2010年)
http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7503-3146-1.html
・ビルマ情報ネットワーク http://www.burmainfo.org

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2010/04/02

ジャーナリズム講習会終了

大学でジャーナリズム講習会の講師を務めた。まさに不肖ながら。

昨今は卒業生で活躍している先輩を呼んで、就活講演会も開催しているようだが、フリーランスの僕はもちろん対象外。だから今回も公式カリキュラムではない。ま、だからこそ出来ることもある。

今回は、ロシアからの短期留学生が、出身のモスクワの大学でジャーナリズムを専攻しているということで、僕にお声がかかった。”彼女ら2人”が4月中旬に帰国する前に、ジャーナリズムについて「生の声」を聞かせたいとの依頼だった。

基本的に頼まれごとは、嫌いじゃない。

まず、鳩山首相記者会見のオープン化と記者クラブ問題をからめて、そして、メディアの広告費について、09年にインターネットが新聞を上回ったことを紹介し、メディア産業の構造の一端を紹介した。

もちろん、話の骨幹はジャーナリズム。ピュリッツアーを受賞したケビン・カーターの写真「ハゲワシと少女」を素材に、「報道すべきか(撮るべきか)助けるべきか」を議論して、ジャーナリズムとは何かを学生に考えてもらうことにした。

ゼミ形式で、日本人学生を含めて参加者は7人。そのうち、ジャーナリズム専攻はロシア人留学生のうち1人。「ハゲワシと少女」の写真を見せながら背景説明をし、もし自分がジャーナリストなら「報道すべきか助けるべきか」を尋ねたら、命を優先すべきとはっきり答えたのは彼女1人で、他の学生は、条件つきで助けて報道する、もしくは報道すべきと答えた。

報道すべき:6
助けるべき:1

これは想定外。実は逆の結果になるのではないかと予想していた。これは、ジャーナリズムに対する先入観というか、彼女彼らが思い描く理想像か? その後、いくつかの事例を紹介した上で、再度同じ質問をした。その結果は、以下のとおり。

報道すべき:3
助けるべき:4

どちらかに偏ったものが、均衡する結果になった。短時間の議論をとおしての判断だから、学生も葛藤をかかえたまま、答えてくれたのかもしれない。もちろん、僕だって試行錯誤の繰り返し。でも、ジャーナリストの仕事は、人間の命と権利を守るという基盤の上に成り立っている、と考えている(どっかで聞いたフレーズですが)。

以上の講義の仕方は、米国コロンビア大学ジャーナリズム大学院の授業でも実践されていると聞く。機会があれば、あらためて学生と一緒に考える機会を持ちたい。

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2010/02/10

写真展「インドネシア民主化運動と若きジャーナリストの死」

【以下転載】

写真展「インドネシア民主化運動と若きジャーナリストの死 −あの時アグスが見たもの−」

アグス・ムリアワンは、アジアプレスのジャーナリストとして東ティモール取材中にインドネシアの反独立派民兵組織の一団よって殺害されました。1999年9月のことでした。私たちは彼への追悼の意をこめて写真展を開催いたします。彼が草の根援助運動のインドネシア連絡員として、またジャーナリストとして取材した写真をご覧ください。彼の活動はわずか1年あまりでした。しかし、その写真には、インドネシアの激動の時代が凝縮されています。

日程:2010年3月13日(土)〜3月28日
時間:9:30-18:00(最終入館は17:00)
 ※開催初日、最終日のみ、展示時間は下記の通り
 3/13(土)13:00-18:00(最終入館は17:30)
 3/28(日) 9:30-13:00(最終入館は17:30)
場所:JICA横浜センター 2Fギャラリー
参加費:無料

主催(問合せ先):特定非営利活動法人 草の根援助運動
(People to People Aid:P2)
235-0036 横浜市磯子区中原1-1-28 3F
TEL: 045-772-8363 FAX: 045-774-8075
E-mail: office@p2aid.com
URL: http://p2aid.com

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2010/01/31

『閉ざされた国ビルマ』

フォトジャーナリストの宇田有三さんの新刊『閉ざされた国ビルマ』が出ました。
http://bit.ly/cihcQx

以下、宇田さんの了承を得て、案内メールを転載しました(改行等一部編集)。

--
あとがきより<一部抜粋>してみました。

---
私自身も最近、ビルマ入国のビザを取得することが難しくなってきた。もちろん、ヤンゴン市内ではデジタルカメラが普及し、わざわざ外国人が入って写真を撮る時代ではない。

だが、自分が今、フォトジャーナリストとしてできることは何か。それは、外国人でしかできない関わり方でビルマの現場を歩き、撮り続けていくことであると思っている。

一瞬を写す一枚の写真は、小さな力かも知れない。だが、写真複製が簡単なデジタル時代にあって、ビルマのある地域の何年何月何日に撮影したという時代の刻印を含んだ写真は、そこに写し込まれた画像の意味を容易に複製をすることはできない。

そしてそれらの写真の中にビルマの人びとの暮らしのかけがえのなさを少しでも含んでいたなら、写真を見る人の心を動かすであろう。私はそう信じたい。それこそが、わたしがビルマで写真を撮り続ける理由である。
---

ちょうど5日前、山に入った初日。護衛のカレン兵の一人が無線機を私の目の前に差し出した。ガーガーと騒音のような音をたてる無線機に、かすかに言葉が交じる声が聴き取れる。
 
「ほら、ビルマ軍が交信しているんだよ。
『今日、外国人がひとり入ったぞ』と。あなたのことだよ。
さ、これから奴らに捕まらないように動かないと」

山の中でしゃがみ込んだ私の前には、青々とした雑草が生い茂っていた。

名の知らぬ長い葉の上で、名の知らぬ虫が動き回っている。伸びきった細長い葉の先に米粒ほどの虫が足を動かしている。地面にも名の知らぬ虫が、濁った色の小石や朽ちた枝の間を行き来している。

もし、ビルマ国軍に見つかり捕らえられたらどうなるのだろうか。そう思うと、緊張と不安で胃の奥が収縮していた。過敏になった聴覚が、森の中に谺する虫の音や鳥の鳴き声をいつも以上に捉えて、頭の中でガンガン響く。

5メートルほど離れたところで、緊張した顔を崩さない護衛のカレン軍兵士と目が合う。自動小銃を構えたまま中腰で微動だにせずである。
 
人差し指を唇に当てて、静かに、と合図してくる。目と目で話を続ける。
「動くな。音を立てるな。そのままでいろ」
「あとどのくらい」
「わからない」

静寂の中、しゃがみ込んだ人間たちの息の音だけが不自然に伝わってくる。

目の前20センチのところで我が物顔で動き回る虫の自由を羨ましく思う。

無慈悲な人間の一足によって無残にも踏み殺されるかも知れない虫たちが、今は自由だ。

風が吹く。
ザワザワと葉が擦れ合う音がする。
ああ来なければ良かった。
追い詰められて本性が出た。
だからこそ、帰るところのある我が身を却って忌々しく思った。
 
まさに、その時、時間が止まっていた。恐怖におののいて、ただひたすらビルマ国軍が通り過ぎるのを願っていた。

中途半端にしゃがみ込んだ姿勢で身体を踏ん張り続ける。目にしみ込む汗で涙が流れ出る。ぬぐってもぬぐっても流れ出る。
 
緑の葉っぱの鮮やかさと虫の動きが今も忘れられない。そんな思いを胸にビルマを歩いてきた。町の中や村の中を、さらに山を越え密林を歩いてきた。
 
だが、それ以上に、本当のところ、この間、ビルマの人びとの間を歩いてきた。

そうやって歩きながらさまざまなビルマを目にし、写真に撮してきた。そして、今なら、あの老人に言える、自信を持って。日本の、ビルマに侵攻したあの時代の加害者としての戦争は間違っていたと。そして軍事政権下の戦争が何であるかを。 

エルサルバドルの取材を終えてビルマに関わりはじめた時、「ビルマ軍事政権下で生きる人びとを撮る」というプロジェクトは数年で終わると思っていた。

この間、次の訪問予定だったアフリカの軍政ナイジェリアは体制が変わってしまった。もちろん、それぞれの国は、軍事政権が終わったからといって問題がなくなったわけではない。

やがて、ビルマに関わりはじめて思いがけないほどの年月が過ぎ去った。知らぬ間に自分の頭にも白いものが目立つようになってきた。
 
そして今、日本に帰るたびに、日本の社会が徐々に、「少数者」を排除する社会に、ビルマのように自由にモノを言えない雰囲気になっているような気がしてならない。

ビルマを追いながら、日本の行く末も気になる。
 
フリーランスの、しかも写真を中心としたフォトジャーナリストの仕事は厳しい時代の局面を迎えている。だが、ジャーナリストとしての仕事や写真家としての仕事は、社会や人に関わる限りその役目は消えることはないと信じている。

時に意気消沈することがあるが、その時は、ビルマで出会った人びとを思い起こし、前を向いて行こうと思う。
--

どうぞ一人でも多くの人にビルマの現実を知って頂きたく連絡差し上げました。

宇田有三
Website:http://www.uzo.net/
Blog:http://blog.uzo.net/

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2010/01/30

メディアの「クロスオーナーシップ規制」

TBSラジオ「アクセス」が1/22放送のメディアの「クロスオーナーシップ規制」についてポッドキャスト特別配信。ゲストはビデオジャーナリストの神保哲生さん。
http://www.tbsradio.jp/ac/

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2010/01/27

「イスラエル政府の報道規制に抗議します」

ジャーナリストの土井敏邦さんが、イスラエル政府の報道規制に抗議する賛同者の署名を募集しています。
http://bit.ly/6ghL7g

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2009/12/28

久野武志写真展「コンゴ民主共和国 消えゆく人々」

【転載】

コンゴ民主共和国(旧ザイール)では、1994年のルワンダのジェノサイド以降、長期に渡る各国の抗争、国・地域の紛争による死者や餓死、病死などで、540万人もの死亡者を出しています。しかし、メディア(特に日本のメディア)では、この紛争についてほとんど取り上げられておらず、「忘れ去られた紛争」ともいえます。

久野武志写真展では、コンゴの紛争の下の避難民、市民、政府軍兵士などの写真約20点と、その背景を説明したパネルを展示します。紛争下で生きる人々の悲痛なまなざしや心の叫びなどをも伝えるとともに、子どもたちの未来への願いを込めて撮影された写真を多くの方にご覧いただけたら幸いです。

さらに、講演会やワークショップなどを通じて、人の「命」とは何か、人として生きるとは何かを改めて見つめ直し、悲劇を繰り返さないために、何ができるのかをともに考えることができればと思っています。

2010年1月26日(火)〜31日(日) 
観覧時間:午前9時〜午後9時
入場料:無料
会場:神戸学生青年センター ロビー
 神戸市灘区山田町3-1-1
 TEL:078-851-2760
 URL:http://ksyc.jp
  
【関連行事】
◆久野武志 講演&交流会
1月30日(土)
講演:午後1時〜(受付 午後0時30分〜)
交流会:午後3時15分〜午後4時30分
※交流会では、ドキュメンタリー映像やアフリカの料理を紹介します。

◆講座「コンゴ民主共和国紛争と日本のメディア」
1月31日(日)午後2時〜午後4時(受付 午後1時30分〜)
ハート講師:ヴァージル・ホーキンス氏(大阪大学グローバルコラボレーション特任助教)
※レクチャーの後、ワークショップを行います。

◎会場:各日共 神戸学生青年センター ホール
◎参加費:各日共 500円  事前申し込み不要

主催:トモニプロジェクト 協力:神戸学生青年センター
http://tomoniproject.blog69.fc2.com/

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2009/10/30

ひさびさの写真展設営

ギャラリーではないものの、ひさびさに「本格的な」写真展の設営をした。岡村昭彦氏の作品を僕のアレンジで並べさせていただいた(なかなかない機会だが、緊張する)。もちろん、基本コンセプトはすでに決まっていて、展示作品もセレクト済みだったんだけど。

岡村昭彦写真展:http://bit.ly/PXGZq

岡村昭彦の写真はこれまで、写真集でしか見たことがなかったから、大きなパネルで見ると、また違った印象を受ける。そして、展示作品のほとんどが「死」に関するもの——「死から見える世界」と表現できるだろうか。

今回の写真展にあわせて作成された副読本の巻頭に編者は次のように書いている。

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岡村昭彦の人生の軌跡は、しばしば「ベトナム戦争からホスピスへ」と形容される。そのような軌跡を方向づけたものの一つに、ベトナム戦争での死との対峙があったことを米沢慧氏の講演(『「いのち」から現代世界を考える』高草木光一編)によって、編者(比留間)は教えられた。そしてそのことに触発されて、ベトナム戦争での死との対峙以外にも、岡村昭彦が死をめぐって幾つかの興味深い発言を残していることに気づかされた。
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写真展会場では、この岡村語録もスライドショーで上映する。多くの方に、是非、ご覧いただければと思う。

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