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2014/08/02

友人Dとアフリカ

今週はじめ、中学高校の友人Dが交通事故で亡くなった。一報を聞いた日の帰りの電車内で涙がじわじわしていたのは、寝不足のせいだったのか悲しみのせいだったのかはわからない。20数年ぶりの再会が通夜だった。いまだ彼の死に実感がわかないでいる。

僕はいま、アフリカ地域研究の端っこに居座らせてもらっている。多くの人の導きで現在に至っているのだが、実はDもそのひとりだ。中学3年のときだったと思う。経緯は忘れたが、彼はリチャード・アッテンボロー監督の映画『遠い夜明け』のVHFビデオテープを僕に貸してくれた。

それは、南アフリカのアパルトヘイトに関する作品であり、僕にとって、『野生の王国』ではない、はじめての「アフリカ」だった。脳裏に何かが刻まれた瞬間だった。

Dが亡くなった夜は、僕の誕生日でもあった。最近いろいろ忘れっぽいのだが、彼の命日は忘れずにすみそうだ。これから僕がひとつ歳をとるたびに毎年Dのことを思い出し、さまざまなことに考えをめぐらせることができる。

合掌

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