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2009年6月

2009/06/30

フォトジャーナリスト 宇田有三氏講演会

【「DAYS JAPAN 関西サポーターズクラブからのお知らせ」から転載】

「知らされていないビルマ〜
『情報』の向こう側にある現実から、私たちの足元を考える」

2007年の僧侶のデモ、国軍との衝突、日本人ジャーナリストの射殺事件…あれほど衝撃的に見えたビルマ(ミャンマー)の混乱から、2年が過ぎようとしています。事件は解決したのでしょうか。市民生活は平和になったのでしょうか。私たちに知らされていないことが、たくさんありそうです。

ビルマの今の政治的状況、「少数民族」の状況、軍事独裁政権下での国政選挙の行方、そしてビルマと日本との関わりの状況についてなど、ビルマの「今」を宇田有三さんにお話しいただきます。

日 時:2009年7月4日(土)14:00〜16:00(開場13:30)
場 所:大阪市立住まい情報センター 3階ホール
http://www.sumai.city.osaka.jp/index/page/e811183529a0905131f34550bc5039d3/
大阪市北区天神橋筋6丁目4−20
 ・地下鉄「天神橋筋六丁目」駅下車3号出口より連絡
 ・JR環状線「天満」駅から北へ徒歩7分
参加協力費(資料代):1,000円

主 催:DAYSJAPAN関西サポーターズクラブ http://daysjapan.jp/
協 力:市民社会フォーラム、大阪YWCA,アジアプレス、(社)アムネスティインターナショナル日本、死刑廃止ネットワークセンター大阪

問合せ・参加申込:e-mail:v-kansai@daysjapan.net
Tel090-2386-2219
*準備の都合上、事前にお申込いただけると助かりますが、当日参加も歓迎です。


DAYSJAPAN関西サポーターズクラブでは、2008年2月に宇田有三さんをお招きして「ビルマ最新事情」についてお話いただきました。「情報」としてマスメディアで流れるものと、現実との違いやビルマと日本のかかわりについて学び、その一端に触れることができたと思います。

ビルマでは、2007年に僧侶のデモに端を発したとされる混乱とそれに対する国軍による大規模な弾圧があり、その中で日本人ジャーナリストが国軍兵士に射殺されるという事件がおきました。当時マスメディアは、この事件を大きく取り上げました。

また、翌年の2008年5月にはサイクロン「ナルギス」がビルマ南西部を直撃し、約14万人の死者・行方不明者を出しました。その状況も、日本で大きく報道されました。

しかし、あれほど私たちの心を揺さぶった出来事だったのに、その後の人々の生活の様子、生活復興の様子はマスメディアで伝えられることは極めて少ない状態です。

そこで今回、再び宇田さんをお招きし、今の状況をお話しいただくことにしました。宇田さんは15年間、ビルマを継続的に取材し続けられておられます。メディアでは知らされない宇田さんのお話から、私たちとビルマとの関わりを考え、私たち自身の足元の状況を考える機会にできればと思います。


宇田有三さんプロフィール:
1963年生まれ。フォトジャーナリスト。平和・共同ジャーナリスト基金奨励賞、日本ジャーナリスト会議黒田清新人賞などを受賞。写真集に「ビルマ軍事政権下に生きる人びと」(解放出版)

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2009/06/29

映画「GATE」上映会@静岡県立大学

映画「GATE」は、広島で起きた原爆の火をその原爆が生まれた場所である「トリニティサイト」に戻し、そこで消し去ることで負の連鎖をたち、二度と同じような悲劇が起こらぬようにしようと僧侶たちが願い、2500kmを行脚した姿をドキュメンタリー映画にしたものです。 (WPAS HPより)

日時:7月9日(木)18:00〜
会場:静岡県立大学経営情報学部棟1階4111教室
入場無料

主催・問い合わせ:WPAS (ダブルパス)
— World Peace from Asian Smile —
http://wpas.web.fc2.com/index.html
mail: kendaiwpas@yahoo.co.jp

映画「GATE」公式HP
http://www.gndfund.org/gate/

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2009/06/24

さて、ペダルをこぎますか

先週は毎晩、小説三昧の日々でした。小説を読むのは何カ月ぶりか。毎日1冊は少々くたびれたが、精神的には充電のようなもの。

フォトジャーナリスト仲間で、パリから一時帰国中のFさんからメールがきた。こういう些細なきっかけでも、「さてやりますか」という気分に転換できるのだから、人間にとってコミュニケーションが如何に大切かと、ふと思う。

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2009/06/20

世界難民の日

6月20日は「世界難民の日」。国連UNHCR協会では「NO HOME YES HOPE」をスローガンに以下のキャンペーンサイトを開設しています。
http://www.japanforunhcr.org/wrd2009/

難民問題や世界難民の日について説明するとともに、難民一人ひとりの声や各界からのコメントなど、遠い問題と思いがちな難民問題をより身近なものとするコンテンツを掲載しています。

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2009/06/16

ひさびさの小説

大学院の授業で先週後半、研究計画に関連したプレゼンを終えた(たくさんの指摘も頂戴し、あらたな課題も見えてきた!)。ちょっと気が抜けそうなので、緊張感を無理に引き戻すことはせず、少しだけブレイクモードに。これから一週間かけて、徐々にまたスピードを上げていくことにする。

週末は、ひさびさに小説を2冊。森絵都『風に舞いあがるビニールシート』と城山三郎『官僚たちの夏』。後者は、何度目だろ。さらに贅沢にも映画館で「ターミネーター4」を観るが、もの足りず。続編は、TVシリーズとあわせてDVDレンタルでいつか見よう。

今週は、『チームバチスタの栄光』など海堂尊の小説3編を読んでしまう予定。ほんとはそんな時間はないんだけど…。課題はなんとかするしかない。

村上春樹の新作は文庫が出てからだな。

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2009/06/13

【転載】NPO法人 テラ・ルネッサンス ウガンダ事業報告会

Voice of Africa —絶望の中から希望を見いだした5年間—
◆伝えたい、アフリカのキセキ◆

・東京報告会:6月18日 (木)
・京都報告会:7月4日 (土)

ご存知ですか?

わずか10歳前後の少年が銃を持たされ,戦場の最前線に立っている事を。誘拐されて兵士となり,そして妊娠させられている少女がいる事を。地球の裏側,アフリカのウガンダという国では,想像も出来ないような環境で生きている人がいます。しかし,そんなアフリカの状況からも、希望の光が見えてきます。聞いてみませんか? アフリカからの声を。

テラ・ルネッサンス・ウガンダ駐在代表の小川真吾と、ウガンダ現地スタッフのトシャ・マギーをむかえて、ウガンダの映像とともに、現地の様子を報告させていただきます。

◆講演者
・小川真吾(おがわ しんご)
1975年和歌山県生まれ。NPO法人「テラ・ルネッサンス」ウガンダ駐在代表。学生時代、カルカッタでマザーテレサの臨終に遭遇したことをきっかけに、国際協力やNGOの活動を始める。1998年、青年海外協力隊員としてハンガリーに派遣され、2002年よりNGO職員としてアフガニスタンでの支援活動に携わる。現在、テラ・ルネッサンス理事、ウガンダ駐在代表。著書に『ぼくは13歳 職業、兵士。』(合同出版)がある。

・トシャ・マギー(Tosha Maggy)
NPO法人「テラ・ルネッサンス」ウガンダ事務所職員。幼い頃に母親を亡くし、父親に育てられたが、7歳の時にブルンジ内戦における虐殺で、父親が殺害され、兄弟も行方不明となる。難民として、コンゴ・タンザニア・ケニアと渡り歩き、13歳の時にウガンダへ。2005年にテラ・ルネッサンスと出会い、その理念に共鳴し、職員となる。
<トシャ・マギーからのメッセージ 2006年来日時>
http://www.youtube.com/watch?v=Vbwesc1FX9s

◆主催:NPO法人テラ・ルネッサンス
特定非営利活動法人テラ・ルネッサンスは、「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目的に2001年10月に設立された団体です。設立目的を目指して、地雷、小型武器、子ども兵という3つの平和に関する課題に対して、現場での国際協力と同時に国内での啓発・提言活動を行うことによって「問題解決」に向けた活動を行っています。活動地域は、カンボジア王国、ラオス人民民主共和国、ウガンダ共和国、コンゴ民主共和国、日本の5カ国で、日本(京都)、カンボジア(バッタンバン)、ウガンダ(グル)の3カ所に事務所があります。設立以来、カンボジアでの地雷除去支援、女性義肢装具士の育成、ラオスでの不発弾除去支援、ウガンダやコンゴ民主共和国での元・子ども兵の社会復帰支援、小型武器の不法取引規制キャンペーン、日本国内での平和教育に取り組んでいます。

◆参加費
2000円(一般)/1000円(大学生・専門学校生)/500円(高校生以下)
※学生の方は学生証を持参し,当日受付にてご呈示ください。
なお,経費を除いた当報告会の参加費は,テラ・ルネッサンスの事業に使われます。

●東京報告会
・日時:2009.6.18 (木)19:00-21:00(開場18:30)
・場所:中野ZERO 西館 学習室2(定員60名)
(最寄駅:JR・東京メトロ東西線「中野」駅 徒歩8分)
http://www.nices.jp/access/zero.html
・申し込み方法:
氏名、電話番号、メールアドレス、参加人数を以下のメールアドレスまでご連絡ください。
contact@terra-r.jp(担当:おにまる)
折り返し担当者より、受付完了のご連絡を差し上げます。
(なお、お席に余裕がある場合のみ、申し込みなしでの当日参加も可能となっております。)

●京都報告会
・日時:2009.7.4 (土) 13:00〜16:00 (12:30開場)
・場所:ひと・まち交流館 京都 大会議室
京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83-1
(河原町通五条下る東側)
・申し込み方法:
氏名、電話番号、メールアドレス、参加人数を以下のメールアドレスまでご連絡ください。
voice.of.africa.2009@gmail.com(担当:ひぐち)
折り返し担当者より,受付完了のご連絡を差し上げます。
(なお、お席に余裕がある場合は、申し込みなしでの当日参加も可能となっております。)

◆主催/問い合わせ
NPO法人 テラ・ルネッサンス事務局
TEL:075-645-1802
http://www.terra-r.jp/

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プリンター稼働

ひさびさにプリント作業。ポストカード印刷だが、なかなか思うように色が再現できない。紙質のせいもあるけど、格闘すること数時間、何とか色合わせ完了。

プリントを待つ間、『官僚たちの夏』を読み返そうと思っていたら、姪と甥がやってきた。

「遊んであげるから、おいでよー」

そう言われてもねえ。う〜ん。

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2009/06/11

いっぽ前進

先週、大阪でのワークショップに参加した。これまで大勢の前で話をするのが苦痛で、そんなことは考えられない行為だった。しかし、そこでは、僕が伝えたいテーマだったこともあり、躊躇することなく思いを述べたい衝動に駆られた。

来週は学生サークル主催のワークショップがある。映画「闇の子供たち」を見た上で、児童売買春に関して、子どもの立場になってロール・プレーする企画だ。時間が許せば、是非、参加したい。

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2009/06/08

こんなときこそ

煮詰まった…。

ひと区切りつけるため、軽くヨガ。瞑想して寝る。

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2009/06/07

「写真の見方を通して」!

フォトジャーナリスト、宇田有三さんのブログに標記の記事。
http://blog.uzo.net/2009/05/post-2966.html

僕は学生を対象に「写真講座」をすることがあるのだけど、その際、強調するのは「絞り」の効果。皆がみな、フォトジャーナリズムに関心があるわけでもないので、旅先でどうやったらお気に入りの一枚が撮れるか、といった初心者向けの基礎講座です。マインドではなく、テクニックに重点を置いた話だから、「少女とハゲワシ」などをテーマにすえて議論することはまずない。

しかし、この記事を読んで「!」と来るものがある。「マインド」に重心を置くと、僕の考えの押しつけになりかねない。そこで、基礎講座に宇田さんの問題意識を援用させてもらえれば、その壁を乗り越える展開のヒントに思えるのです。

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2009/06/06

「ステルス紛争」

ワークショップは、大阪大学グローバルコラボレーションセンター(GLOCOL)とヒューライツ大阪が共催する連続セミナー「紛争地の現場から日本社会に問う」の第3回「コンゴ民主共和国の紛争と日本:『つながり』から『関心』へ」。

講師はGLOCOLのヴァージル・ホーキンス特任助教で、内容はコンゴ民主共和国(DRC)での紛争に関して、「個人の気づき」(ミクロレベル)を「紛争への対応」(マクロレベル)につなげる方法を考え、話し合うというもの。

ホーキンス特任助教は、DRCの紛争を「ステルス紛争」と呼ぶ。つまり、人びとに見えない紛争——忘れられたという以前に無視されている紛争ということだ。

同助教は、例として、この紛争の深刻さを示すため、死亡者の数を比較してみせた(単位:人)。
・DRC:540万
・イラク、アフガニスタン:各50万以上
・ボスニア:6万
・コソヴォ:1万
・イスラエル・パレスチナ:8000

このような状況に対して私たちには何ができるのだろう。一人ひとりが関心を持ち行動することは大事なことだが、それをマクロ(国際社会、政府、マスメディア)のレベルまで広げるにはどうしたらよいのか。ホーキンス特任助教も考え続けている。

ステルス紛争@ブログ
http://stealthconflictsjp.wordpress.com/

“ステルス紛争”540万人の命奪う コンゴの実情、写真展で迫る:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/trend/090411/trd0904111235011-n1.htm

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関西日帰り

昨日の昼に出て、大阪でのワークショップに参加、そして今朝帰宅。

ワークショップは夕刻から2時間。ほんとは大阪の友人と飲んで、泊まりがけでのんびりしたかったが、食い倒れている暇はない。行きは「ぷらっとこだま」で3時間。帰りは夜行バスで8時間。

それでも、この機会で得られた情報とノウハウ、人脈は、がんばって行った甲斐のあるものでした。

というわけで、これから仮眠です。

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2009/06/02

ウガンダにおけるルワンダ難民の帰還問題

2009年7月31日までにウガンダのすべてのルワンダ難民を本国に送還するという、ウガンダ、ルワンダ両国政府による国連高等弁務官事務所(UNHCR)との決定に対して、Refugee Law Project(RLP)はこのほど、以下のプレス・リリースを発表した(筆者は5月18日入手)。原文は次のURLから入手できる(日本語訳の文責は筆者にあります。急ぎ作成したため誤訳等あればご指摘ください)。
http://www.refugeelawproject.org/press_releases/rwandan_repatriation.pdf

関連記事=難民居住地から避難するルワンダ難民
http://mchzk.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-22a2.html


ルワンダ人の本国送還に関するプレスリリース

ルワンダ難民の本国送還に関する三者委員会の第6回会合は2009年4月22日に開催され、ウガンダ、ルワンダ両政府とUNHCRは、現在ウガンダに滞在するすべてのルワンダ難民の本国帰還を目的とする多くの決定に合意した。実際、ある程度の平和がルワンダに戻ったいま、多くのルワンダ難民は、家に帰って生活の再建を願っているかもしれない。RLPは、帰国を願うルワンダ難民の自発的な本国帰還の促進と奨励の責務、そして留まることを選ぶかもしれない難民に別の永続的な解決策を提供する努力を、両国政府とUNHCRに任せている。

RLPは、多くのルワンダ難民が、自発的な本国帰還の事業が強制されると思っていることに注視している。難民の意志に反してルワンダへの帰国を強制してはならず、帰国を選択した難民はルワンダ到着時に保護と安全を保証される——それは、難民問題にかかわるすべての関係者にとって急を要する問題である。したがって、RLPは、両国政府とUNHCRに対し、帰還事業が自発的なものであることを明確に説明し、ルワンダに戻ることを希望しない難民には別の永続的な解決策を通知するよう要請する。ここは、難民の本国帰還は自発的であることを強調する、「1951年難民の地位に関する条約」と「1969年アフリカでの難民問題についてのアフリカ統一機構条約」に従うべきだろう。両国政府とUNHCR間の4月22日の合意が、ウガンダの2006年難民法における難民の地位に関する条項の停止を発動しないことを強調するのは重要だ。難民の地位に関する条項が停止されないという事実は、両国政府とUNHCRが、ルワンダ人がウガンダで保護を求め続ける根拠を残していると認めていることになる。

個々の主張の査定

三者会合では、「現在のルワンダ難民による難民の地位の保持は、すでに正当でも必要でもない」と合意された。しかしながら、ルワンダの平和の一般的な普及と外交上の保護の「保証」にもかかわらず、難民には自身の安全について当然の懸念をいだく者もいる。ルワンダの状況の「変化」は、暴力から逃れてきた難民の地位を不必要にし、表面上の地位と一致するするが、その同じ変化は、個々の地位の決定過程を承認した難民をそのままの状態にせず、本当の関連する保護を持ち続けない。多くの難民は、継続的な国際的保護の必要を正当化する他の酌量すべき事情を理由に、帰国できないかもしれない。いずれの場合でも、これらの難民は、1951年難民条約の条項(第1C条(5)と(6))の下、難民の地位を保持する権利を持ち、ルワンダへの帰国を強制されることはない。帰国時の迫害を恐れている難民の本国帰還は事実上、不本意だろうし、国家に「難民を迫害の危険にさらす国境に追放または帰還」させることを禁じるノン・ルフールマンの普遍的な原則に違反することになるだろう。この原則に違反しないように監視し、帰還の実施が自由で難民自身が知ることを保証するのは、難民の地位の取り消しを決定する前に、各難民の保護の主張が個別に考慮されるのは不可欠だ。

別の永続的な解決策

本国帰還が自発的であることを確実にするために、難民は、帰国の決定を下す場合、自由な選択をもたなくてはならず、「見に行く」ことを促進するルワンダへの訪問と、そして、真っ先に、特に個々の難民の関心、セキュリティ、および福祉に限定されるものではない。本国帰還が唯一の選択であると思うように難民を導くかもしれない不完全な情報のように、難民に庇護国を出るよう促すどんな「説得」要因はない。どちらかといえば、本国帰還の実施は慎重過ぎるぐらい慎重になるべきで、むしろ帰国を促進するよりも、容易にするようにすべきだ。したがって、難民はどんな別の永続的な解決策が存在するのか、とりわけ地元への統合と第三国への再定住を知らなければならない。

提案

本国帰還は、自発的である場合にだけ、難民の永続的な解決策としてある。このため、UNHCRとウガンダ、ルワンダ両国政府は、難民がルワンダに強制的に帰国させられないことを保証しなければならない。

自発的な性質の本国帰還を促進するため、ウガンダ政府への提案は以下のとおり:
・難民の保護の主張を個別に評価し、他の理由による帰還を禁止するよう管理すること
・残余の取扱件数に関して地元への統合の見通しを検討すること、そして、別の永続的な解決策のような選択について公表すること
・すべての難民が耕作を止めるように勧告されてきたという事実をふまえ、残余の取扱件数について支援を続けること
・本国帰還後にウガンダに戻る人びとには正当な理由があるため、国境を越える難民の移動を非合法とすることをやめること

UNHCRへのさらなる提案は以下のとおり:
・残余の取扱件数に対して、地元への統合と第三国への再定住を別の永続的な解決策として支持すること
・権限に忠実であること、そして、本国帰還プログラムを実施する際にウガンダ政府の過失を補うこと

すべての関係者へのさらなる提案は以下のとおり:
・難民が、本国帰還に関して、自由かつ情報を得た上で決定をする権利を尊重し、促進、優先すること
・2009年7月31日の期限前に完了される自発的な本国帰還プログラムを可能にしない状況を認めること
・現在と将来のルワンダの避難民を含め、外国に避難する個々の保護を求める人びとの権利を尊重すること

Dr. Chris Dolan
Director, Refugee Law Project

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