アポイントメントって…
ウガンダ最後の大詰め。取材対象当局の偉いさんにインタビューする約束をしていた。
最初は朝9時のアポ。通いつめた成果か、受付は顔パス。事務所内を勝手に行き来しても誰何されない。が、肝心の担当事務職員がいない! その上役もいない!! 仕方ない。ひとつ飛ばして、ちょっと偉いさんのドアをノック。でも、やっぱ、ダメですか…。
しゃあないなぁ。何度もお世話になったタイピストの女性に相談。面倒くさそうにしているけど、結構世話を焼いてくれる。で、結局、難民担当の事務所ではなく、本省の電話番号を教えてもらう。いわば、本丸だ。
しか~し、電話しても誰も出やしない。おっしゃ、午後のインタビューをこなした後に直接乗り込むことにしよう。
腹が減っては戦ができぬ。インド料理屋でビリヤニを頬張り、パッションジュースを飲みながら質問を練り直す。
午後2時。約束の時間に受付へ。でも、責任者は不在。おい!アポはどうなってんだ!? こちらも何度も通った事務所なので、馴染みの職員さんが再アポをしてくれる。明日の朝8時に来いと…。はぁ。
徒労感にうちひしがれつつ敷地の外で、警備の警官とザツダン。「そんなもんだよ」と慰められる。やれやれ。
ま、気を取り直して、いざ本丸へ。セキュリティーチェックの金属探知機ゲートをくぐる。持ち物検査で、左胸のポケットから出てきたスキットルが気になるらしい(空なんだけどね)。「水筒の一種」ということで、納得してもらった。
そんで、奥座敷に向かう。相手は、霞ヶ関でいえば次官級か。ちょっと緊張しつつ、ドアをノックして入ると、担当秘書の女性が一人。あ、ご不在ですか。え?別の部屋の職員にアポの手続きを頼めと…。
で、その部屋に入ると、眠たげな中年女性が椅子にふんぞり返っております。
「え~、わたくしは斯く斯く然々で、云々…」
すると、この番号に電話しなさいと付箋にメモしてくれる。この携帯番号は誰かと尋ねれば――。
「あなたが会いたがっているMr. Kよ」
え、ちょっちょっと待ってくだせえまし。本人の携帯電話ですか?
「Yes」
お~い、いいのか、それで! これも "TIA"なのか…。
写真はまたもや関係ないけど、乗り合いタクシーの運転手。「おい、ムズング」と声をかけられたので、ガンダ語で「こんにちは」と返し、「こちとら日本人でい」と英語で言ったら、非常に驚かれ、面白がられ、強くハグされた。そこまで喜んでくれるとは、僕の方がビックリです。
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