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2008/08/25

Why Africa? 日本とアフリカをつなぐ一枚のTシャツ (3)


Tシャツ「Why Africa?」(写真提供:野毛商店)


フェアトレードですが、ビジネスという点では難しいと思いますが、消費者の倫理観に訴えることも商品としての付加価値なのかもしれません。

「Why Africa?」のT シャツ販売はなかなか難しい。フェアトレードが消費者に受けるのは、ヨーロッパの文化、クリスチャンの文化ではないでしょうか。日本にフェアトレードをそのまま持ち込むのは難しいかもしれません。フェアトレードを前面に出すよりは、例えば、スターバックスのコーヒーを飲んだら、実はフェアトレードだった、という程度でいいのではと思っています。

コーヒー豆を作っている農場ワーカーにとっては、収入が安定して、嬉しい話だと思います。もちろん、きちんと給料に反映されればね。企業がフェアトレードを巻き込むこと自体はいいことだと思う。フェアトレードの理念もかたちを変えていくのだと思います。


アフリカと日本とは「物理的な遠さ」と「イメージの遠さ」という二重の距離があります。国と国との関係、国と企業の関係という問題もあります。

TICAD Ⅳ(第4回アフリカ開発会議)で福田康夫首相がアフリカ援助に力を入れる、と言っていたが、これは世界全体の水準が上がれば良いのであって、日本が云々ということではない。しかし、あくまでボランティアや寄付という考えだけじゃいけないと思う。そういった意味では、アフリカは非常に遠い。ただ、資源が非常にあるわけですよ、アフリカには。資源の争奪戦です。だから、中国がどんどん進出しているわけです。商社はすでに暗躍しています。


そこでチームアサンテの役割が重要になるはずです。こういった活動が日本でもっと受け入れられていくために、どんなアプローチが必要でしょうか。

難しいですよね。みんなアフリカを一緒くたにしてしまうが、いろんな国や文化があるわけです。太陽がぎらぎらしていて、広大なサバンナに野生動物がいて、というイメージを持つ人が多いじゃないですか。でも実際のアフリカは違います。

例えば、私のナイロビの職場は高層ビルの21階だったし、車がたくさん走っているし、ビジネスマンは皆ネクタイをしている。確かに沿岸エリアは暑いかもしれないが、内陸のナイロビは涼しい。しかし、なかなか分かってもらえないギャップは感じます。


写真右が山口さん(写真:上松尚之)

現地にいるときは仕事に一生懸命で、日本に発信するということは少ないです。マスコミに取り上げられたり、自ら発信したりしているのは、マサイと結婚した永松真紀さんや、マサイマラで獣医をやっている滝田明日香さんですね。結構いいブログです。チームアサンテがそれらと連携していければいいですね。私も本業があるので、長期的に取り組んでいこうと思っています。いろんなところとのシンクロを期待しています。【今回はこれにて完】(インタビュー・文責:望月良憲)


初出=野毛商店:
http://nogefarm.cart.fc2.com/

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