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2008/08/23

Why Africa? 日本とアフリカをつなぐ一枚のTシャツ (1)

インターネットでオーガニックコットンのTシャツを中心に、表現者のオリジナルデザインの商品を扱っている「野毛商店」。そこに、アフリカ支援を目的としたTシャツが登場した。「日本の皆さんにアフリカに思いを馳せて欲しくて、作りました」と言う「チームアサンテ」の山口憲一さん(株式会社ネクストマナー代表取締役)。フェアトレードにこだわる一方、コットンは必ずしもオーガニックでなくてもよいのではないか、と語る山口さんにインタビューした。



山口憲一さん(写真:上松尚之)


「チームアサンテ」について、ご紹介ください。

「アサンテ」はスワヒリ語で「ありがとう」という意味です。いまチームアサンテで扱っているのは、Tシャツ「Why Africa?」とおまけの携帯ストラップです。

チームアサンテは、ケニアに駐在していた仲間20人(商社、JICA、大使館、JETROなど)で構成しています。現地での飲み仲間が、帰国してもケニアが懐かしいので、ときどき東京の新橋あたりで飲んでいたんです。でも、飲むだけじゃ面白くない。それでTシャツを作って、売り上げでケニアに恩返ししようということになったんです。チームアサンテと名付けたのは、当時駐ケニア大使だった宮村智さんです。

この企画を最初にやろうと言い出したのは、私です。そして、仲間の中島佳織さん(特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパン事務局長)が、どうせ作るならフェアトレード商品を扱ったら面白いのではないか、と提案してくれて、スタートしました。

チームアサンテが発足したのは、2008年3月です。Tシャツも4月には発注していますが、フェアトレード商品なので日本では作れません。原材料のコットンからフェアトレード認証された畑で栽培していないといけない。だから西アフリカのマリで採れたコットンを、インド洋の島国モーリシャスで認証されている縫製工場でTシャツに加工して、日本に持って来たんです。僕らは最初、200〜300着でいいんじゃないかと話していたんですが、モーリシャスの工場側は、最低1000着じゃないと機械を動かせないと言うんです。そこで、仲間で資金を集め、材料費から輸送費まで含めて150万円かかりました。


マリのコットン畑にて(写真提供:チームアサンテ)

単純なことを言えば、Tシャツは中国の工場で化学繊維を入れて作れば、1着200〜300円で出来るかもしれない。でも、それでは意味がないので、コットン100%にしました。国際フェアトレードラベル機構(FLO)の厳しい条件をクリアしているところで栽培、縫製しているのです。【明日へつづく】(インタビュー・文責:望月良憲)


初出=野毛商店:
http://nogefarm.cart.fc2.com/

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