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2005年10月

2005/10/31

報道の自由度158位

国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」(RSF)はこのほど、「第4回世界報道の自由度ランキング」発表した。ベトナムは167か国中158位(2004年は161位)だった。昨年よりもわずかながらベトナムの報道の自由度が改善したことについて、RSFは、収監されているジャーナリストがいないことを挙げているが、メディアはいまだ共産党の支配下にあると記している。

国境なき記者団(RSF)
http://www.rsf.org/

VNR(2004年12月19日付):ベトナムの報道の自由、引き続き最下位
http://homepage2.nifty.com/vnr/backissues/backissues.html

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2005/10/30

ベトナムの人びと5:文廟

ハノイにある文廟。王朝時代、科挙試験に合格した人びとの氏名が石碑に刻まれている。廟では孔子が祀られている。賑やかなメーンストリートからちょっとだけ奥まったところにあるのだけど、静かで、ハノイって雰囲気なのです。

そんな場所だからか、ときどき画学生が一生懸命、スケッチをしている光景が見られます。若者にまじって、人生の大先輩が何やらノートに書き込んでいます。のぞき込むと、漢字を一文字ずつベトナム語に訳しているようだ。

ベトナム語は現在、ローマ字により表記されるが、かつて、字喃(チューノム)という漢字の一種が使われていた。つまり、今日の普通のベトナム人は昔使われていた文字を読むことができないわけです。もちろん古典研究が進んでローマ字表記になっていれば別ですが。

そういえば、BTRONベースの「超漢字」では、この字喃も扱えると聞いたことがある。どうなんでしょ?

vnpeople05

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2005/10/29

鳥インフルエンザで死亡の疑い

世界各国で鳥インフルエンザが発生していますが、ベトナムでも。以前、ハノイではPho Ga(鶏肉入りのフォー)が消え去り、もちろん僕の大好きなChao Ga(鶏肉入りの粥)にもありつけず、寂しい思いをしました。そんなのんきなことは言ってられないのですが。以下はロイター(インターネット版)29日付から転載です。


鳥インフルエンザ、ベトナムで新たに2人死亡の疑い

[ハノイ 29日 ロイター] ベトナム中部クアンビン省の病院関係者は29日、ロイター通信に対し、今月死亡した2人の患者が、鳥インフルエンザに感染していた疑いがあることを明らかにした。

ベトナムでは、鳥インフルエンザですでに40人以上が死亡している。

地元紙トウイチェーによると、死亡したのは14歳の少女と26歳の男性。2人は発症の約1週間前にアヒルと鶏卵を食べていた。

少女は今月23日、男性は26日に死亡した。

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2005/10/28

ベトナムの人びと4:将棋

ベトナムは女性が元気だ。まるで日常生活は女性が取り仕切っているかのように見えてしまう。じゃあ、男たちは何をしているのだろう。

ファムグーラオ通りをぶらついていると、民家の軒先で将棋盤を囲んで穏やかな笑顔の老ベトナム男性ら。対局しているふたりは、もう職を退いた年代だろう。しかし、外野には何するわけでもなく、将棋を観戦する若者も。

もちろん、必死に働いている男性諸君も多い。しかし、こんな光景に出会うと、なんとなくホッとする。右側の男性は、ホー・チ・ミン元大統領のようなあごひげをたくわえている。年配男性にときどき見られるファッション?です。

vnpeople04

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2005/10/27

共産党書記長が大統領兼務?

日本は右方向に急旋回しているような感じですが、ベトナムも微妙なアクセルワークで運転しているようです。以下、読売新聞インターネット版(10月27日付)から転載です。


党書記長・大統領兼務案、ベトナムで中国式念頭に浮上

【バンコク=林田裕章】共産党独裁のベトナムで、来春の第10回党大会を機に、同党書記長、大統領、首相という首脳3ポストのうち、党書記長が大統領を兼務する形に人事制度を改めようとの動きが出ている。

共産党総書記が国家主席を兼ねる中国の方式に倣うものだが、伝統的な3首脳による集団指導体制が崩れるとして、この動きに反発する声もあるという。

党書記長(序列1位)が大統領(同2位)を兼ねるという構想は、レ・カ・フュー前書記長が2000年に持ち出したことがある。旧宗主国フランスを訪問する際、仏側が国家元首としては処遇しにくいという態度を示したことがきっかけだった。

しかしこの構想は、フュー書記長が秘密の情報組織をつくるなど、権力集中への野心をあからさまにしていたこともあり、葬られた。

今回再び、兼務案が浮上してきたのは、〈1〉ノン・ドク・マイン現書記長が「政敵をつくらず、かつ調整能力に長けた人柄」(消息筋)であること〈2〉指導部トップが国外では“冷遇”される状況では、ベトナムの対外関係の発展を損なうこと——という二つの理由がある。

1986年に市場経済化を柱とするドイモイ(刷新)に着手して以降、ベトナムは政治・経済の両面で、常に中国の改革開放を意識してきた。今回の構想も、党のトップと国家のトップを1人で担う中国の形態を念頭に置いたものであることは間違いない。

問題は、権力の集中が党内の権力闘争、ひいては政治の混乱を招きかねないという懸念だ。消息筋によると、それを防ぐ手段として、トロイカ体制に、新たに国会議長を組み込む方式が検討されているという。

最近のベトナムでは、政治改革の進展を内外にアピールするため、閣僚への議員の質問をテレビ中継するなど、国会の機能が重視されてきている。そのトップを首脳の1人に加えれば、対外イメージがさらに改善されるという思惑だ。

第10回党大会では、マイン書記長は留任、チャン・ドク・ルオン大統領とファン・バン・カイ首相は引退の見通し。兼務構想が実現した場合の人事として、マイン書記長兼大統領以下、首相にグエン・タン・ズン第1副首相、国会議長にチュオン・クアン・ドゥオック国会副議長の名前が取りざたされている。

(2005年10月27日3時1分 読売新聞)

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2005/10/26

ベトナムの人びと3:ラーメン

ベトナムの朝食の定番といえばフォー(Pho)だけど、飲んだ帰りはやはりラーメンが食べたい。ベトナムを歩いても、そんな気分。1996年の初訪越以来、サイゴンを訪れるたびに酔っぱらった僕の胃を満足させてくれたのは、ブイビエン通りの道端で営まれていた、ちっちゃな屋台のラーメンだ。

米から作られる白い麺はフォー。小麦から作られる黄色い麺はミー(My)といって、いわゆるラーメンだ。

恰幅のいい女将さんがさっと麺を茹で、お好みで具を入れてくれる。現地の人びとに交じって僕が麺をすすっている脇を背の高い白人らが行き交う。彼らはベトナムに来ても西洋風の食事を好むようだけど、ときには好奇心旺盛な白人青年が僕の隣に腰掛けて、あまり清潔とはいえない箸と悪戦苦闘してたこともあったっけ。

そんな光景が楽しめたこの屋台も、数年後には姿を消していた。ちょうど、安宿街がファムグーラオ通りからブイビエン通りに移り始めたころだろうか。

vnpeople03

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2005/10/25

体が資本

やはり体が資本とあらためて思う日々。今日は、ひさびさにプールに行ってガンガン泳ぎ、夕食にニンニクをたっぷりきかせたトマトソースのパスタを作る。おかげで気分もリフレッシュ。

週に1度は泳がないと、悪夢を見て叫びかねないのだ。

数年前より泳ぐ機会が減ってしまったから、体力も数段落ちているはずだが、それでも、いまのような働き方が維持できるのは水泳のおかげかな。

友人がブログを始めた。仕事をテーマに日常を綴ろうとの試みだ。普段会えないから、そうやって消息を知るのも今日的ですなあ。

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2005/10/23

モノクロプリント

写真の勉強をちゃんとしたいなあと思うこのごろ。ネットで調べていたら、東京ビジュアルアーツ(専門学校)で体験入学をやっているというので、「モノクロプリント」というコースに参加してきた。以下がはじめてのモノクロプリント。暗室作業もはじめての体験だったから、ワクワク。

説明を受けた後、カメラを借りて街中を30分程度、散歩しながら24枚撮りフィルムで撮影。その後、時間や作業の都合上、カメラ屋で現像されたフィルムを渡され、この中から気に入ったコマを選ぶ。

セーフライトの下、引伸機にフィルムをセットして6秒間ライトを当てる。印画紙は、現像液90秒、停止液30秒、定着液60秒の順で処理し、水洗い。現像液に浸けてしばらくすると、ふわっと画が浮かび上がる。この瞬間は、これまで自分の脳裏にあった光景が目に見えるかたちとして現れたかのようで、感動的だ。

monok

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2005/10/19

ベトナムの人びと2:道端のトランプ

1996年2月。「暑い暑い」と悪態をつきながらブイビエン通りの端にあるゲストハウスから約10分の市場まで歩く。コンクリートの上に無数の黒ずんだビーチパラソルが広げられ、その下に女性たちが座り、魚や豚、鶏、野菜、果物など新鮮な食材を所狭しと並べている。

すべてナマだ。まだ生きている鶏は竹編みのカゴのなかできょろきょろしている。すでにしめられたものは、そのままの姿でゴザの上に横たわっているものもあれば、肉片にされ、秤にかけられるのを待っているものもある。それらのにおいが、混じりあい溶けあい、ときには別々に、南国の風に漂い鼻をかすめる。


上記は初めてベトナムの地を踏んだときの印象をつづった旅行記からの引用(一部改稿)。興奮と気負いが感じられる文章だ。いまでは見かけることは難しいだろう、こんな写真も撮っていた。子どもたちを相手に、路上で開帳である。胴元の若い女性は、まきあげた(?)札束を胸元にねじ込んでいた。

原文はこちら
http://homepage2.nifty.com/vnr/travelnote/saigon/saigon06.html

vnpeople02

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2005/10/18

神戸出張

昨日から出張で、初めての神戸。こちらはベトナム料理店だっていろいろあるだろうに、自由に歩きまわる時間もない。まあ仕事で来ているわけだから仕方ないけど。

ホテルの部屋からの眺めは抜群。写真は18日朝。昨夜は夜景も楽しめた。今朝は海上保安庁の巡視船の甲板で体操する掛け声が聞こえた。
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2005/10/16

ベトナムの人びと1:アオザイ少女

HPのVNRとこのブログをどう連携させようか…。ブログを始めた1月から模索していたけど、まずはブログのベトナム情報をVNRからまとめて見れるようにしました。VNRはまとまった時間がないと更新ができないけど、ブログは割と短時間で記事が投稿できる。その利点を生かしてみよう。まずは実験です。

VNRからはこのブログに書いたベトナム情報をご覧いただけます。このブログでカテゴリー:ベトナムを選択したのと同じなのだけども。

VNR
http://homepage2.nifty.com/vnr/


ベトナムといえばアオザイ。写真は1996年2月のテトの花市、グエンフエ通りにて。家族で花を買いに来ていた少女が梅の木をバックに記念撮影していた。便乗してパチリ。
vnpeople01

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2005/10/12

写真集『ビルマ:軍政下に生きる人びと』

フォトジャーナリストの宇田有三さんから写真集刊行の案内をいただきました。以下ご参照ください。

『ビルマ:軍政下に生きる人びと 1993−2005』
企画・編集:財団法人アジア・太平洋人権情報センター
A4変形判並製 104頁/定価2,000円+税/ISBN4-7592-6331-4

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2005/10/10

流鏑馬

冷たい雨が降るなか早稲田大学近くで流鏑馬が催された。穴八幡宮で神事を執り行った後、会場となる戸山公園で流鏑馬だ。十数騎が順次、3つの的を狙って疾走する。雨のせいで手元が滑るため、矢をつがえるのに手間取り、皆中しない。一の的を射落としても、二の的、三の的を狙う前に、馬はその前を走りすぎてしまうのだ。

当節、人馬一体とはなかなかいかないのだろう。落馬する騎手も。それでも師匠格の騎手が見事皆中。会場からは拍手喝采である。

yabusame051010

この写真は携帯電話のカメラで。馬のスピードに追いつけない。どうしても騎手の姿が…。よく見ると、的に中る直前の矢が写ってます。

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「『自由記者クラブ』設立の構想」について

ジャーナリストの高田昌幸さんのブログからトラックバックを受けた。「『自由記者クラブ』設立の構想」と題した記事を同氏は8日、自身のブログ「ニュースの現場で考えること」に掲載した。新聞やテレビの記者が所属する「記者クラブ」の弊害については、僕もいくつかの本や雑誌の記事を読んできたけど、高田氏のようなことを考えたことはなかった。せっかくトラバを受けたのだから、この問題についてもちゃんと考えたい(ふう、「なり注」だな)。

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2005/10/09

図書館通い2

休日も図書館に通って仕事である。残念ながら、国会図書館に行って関心の赴くままに縦横に資料をあさるという夢のような日々にはまだ遠い。

今日は、神奈川県立川崎図書館へ。こちらは、科学や産業に関する資料に力を入れて、特色をアピールしている。なかでも、4階にある社史コーナーは便利だ。日本全国のさまざまな分野の企業や団体の社史を取りそろえている。

昨日は、横浜にある新聞ライブラリーへ。日本新聞博物館の4階にある。日本の日刊紙の創刊号から最近までの紙面を、マイクロフィルムやCD-ROM、原紙などのかたちで閲覧できる。新聞銘柄は限られるが、PCでキーワード検索もできる。また、新聞社の社史のラインアップは、川崎図書館を上回る。

ん?手前味噌??

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2005/10/08

デモ規制

昨日に続い“VIET-JO”(6日付)より。ベトナムの公共の場デモ行為に関する記事。

公共の場における5人以上の集会・デモ行為を規制 [Phap Luat 10/5]
http://viet-jo.com/news/politics/051005051427.html

公安省はこのほど、公共の場での集会・デモ行為に関する手続きを規定した38号政令(2005年3月18日公布)の施行細則を指導する省令を公布した。この省令では「公共の場における5人以上での抗議や苦情を訴える集会やデモ行為を行なう場合には、所轄の人民委員会への事前申請が必要」だとしている。

また省令では公共の場を、道路、広場、公園などの公共活動場、政府機関、政治社会機関などと規定している。また、無許可で集会・デモ行為を行い、「公共秩序違反」または「公務執行妨害」と認められた場合には身分証明書の確認を求めるほか、身柄の拘束を行うとしている。

また仮に行為が認められた場合にでも活動時間は午前8時から午後5時までとの規定がある。今年3月に公布された38号政令では、特に集会の規模を示す人数は示されず「集団」という表現になっており、今回の施行細則では初めて、対象となるデモ・集会の規模が5人以上と明示された。

38号政令によると、事前申請項目は氏名・年齢などの個人基本情報のほか、デモの内容と目的、デモの開始・終了時間、集会場所とデモ行進ルート、予定参加人数、デモで使用予定の旗・写真・プラカード等、訴える内容表現やスローガンなどとなっている。また同政令の第2条では、「ベトナムに居住または活動する外国人個人・組織は、同政令とそれに係わる公共秩序維持に関する法律を厳しく遵守する責任を負う」とし、外国人も取り締まりの対象となることを明記している。

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2005/10/07

人身売買

先日も紹介したベトナム紙翻訳サイト“VIET-JO”は6日、以下の記事を掲載した。

9ヶ月間で女性・子供9,000人が人身売買の被害に [An Ninh Thu Do 10/3]
http://viet-jo.com/news/social/051005062019.html

公安省がこのほど発表した人身売買に関する情報によると、今年これまでに全国39省市で9,000人の女性や子供が人身売買の被害にあっていたことが明らかになった。公安省によると、このうちのほとんどは中国に売られた可能性が高いという。

人身売買被害が多い地域は北中部地方タインホア省、ゲアン省と北部地方のフート省で、被害者が最も多いタインホア省では461人が人身売買の被害者として確認されたほか、1,341人も売られた可能性が高いとみられている。
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数年前には、現地紙コンアン(公安)が「赤ちゃん市場」なる記事を掲載した。サイゴン在住日本人のKさんが「こんな記事が出ていたよ」と教えてくれた。以下はVNRが2002年2月12日に翻訳掲載したもの(以下「私」とあるのは翻訳記事の執筆者)。
http://homepage2.nifty.com/vnr/backissues/backissues.html

「赤ちゃん市場」−観光客には見えないベトナム−

「まもなく新生児が産まれるよ」大声で知らせる人がいる。母親は金を儲け、子どもが欲しい人はたった200万ドンの無駄遣いで手に入れる。仲介業も成り立つという。貧しい妊婦は「生まれてくる子どもに幸せになってほしいから」と悲しい母親の情も。

現地紙「トイチェ」は昨年(2001年)8月30日、ボー・フオン記者によるショッキングな記事を掲載した(写真略)。ホーチミン市に子どもを売買する闇市場が存在、「商品」を供給するために妊娠する女性がいるという。

「だいぶ待ちましたか?」ティエンザン省出身のルアという女性が現れ、ある妊婦を紹介してくれた。彼女は妊娠7か月の大きなお腹を抱え、ベンタイン市場前の広場で別の女性2人とともにいた。目鼻立ちのはっきりした19か20歳の娘はお腹に手をあて、値踏みするかのように言った。「1200万ドンでこの胎児が産まれるまで保議します。女の子だったら100万ドン値下げします」「病院で産むまでお見舞いは要りません。両親となる人の名前を教えてくれたら手付金500万ドンで出生証明書などを作ります」。

私がそれを聞いて躊躇していると、彼女は皮肉っぽく「もっと安い子どもがいいなら別の妊婦は半値だよ。売春婦かもしれないけど」。ルアにさらに話を聞くと、赤ちゃん商売を「専業」とする4区に住む女性は、父親のいない子どもを2回も売ったという。

7月24日の朝、ツーズー病院で別の女性に会った。その女性が紹介した病院正門にいるバイクタクシーの運転手は名簿を見せ、「今この病院にいるメコンデルタ出身の女性2人はお腹の子どもをそれぞれ600万ドンと700万ドンで売る」「子どもの数が少ないときは1000万ドン」「初産の子どもや美男子は交渉次第だ」と言う。
 
トイチェ紙はこのほかに、売りたい人、買いたい人の事情を多数報告している。

貧しい地域での子どもの売買は値段も50〜70万ドン。ある人は買った子どもを乞食に貸し出したりもする。子どもを当てにして食いつぶすことさえある。罪のない子どもは自分の運命をどうすることもできないのだ。

VNRは2000年5月2日、国際移住機構の報告書をもとにベトナムでの乳幼児取引について取り上げた(2000年5月2日参照)。養子縁組のための乳児売買が増加、割のいいヤミビジネスとなっている。養子に出される子どもたちのほとんどが孤児もしくは貧困によるものだった過去とは違い、需要の増加に伴って売るために出産する女性が増えているとも。トイチェ紙の記事が事実なら、この報告を裏付けることになる。

●113.61ドン=1円(2002年2月28日現在)→1200万ドン=約10万5600円

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2005/10/06

麻薬更生施設で暴動、800人脱走 ベトナム

産経新聞インターネット版は10月4日、ホーチミン市の麻薬更生施設で2日に暴動があり、少なくとも800人が脱走したが、そのうち約500人は警官が拘束したと報じた(共同通信の配信記事)。その施設には、麻薬使用などの容疑で逮捕された若者ら約1400人が収容されていたという。

http://www.sankei.co.jp/news/051004/kok106.htm

ベトナムでは数年前からヘロインなど麻薬常用者が増え問題になっている。僕が数年前、サイゴンを訪れたときも、安宿街ファムグーラオ通りはずれの路上に空の注射器がひとつ放置されているのを見た。それでも表面上は取り締まりが厳しくなっているようだ。10年ほど前は、安宿街を歩いていると、昼間でもタバコの箱に詰められた大麻をそっと見せ、買わないかい?と視線を送られたことがあった。

中途半端に取り締まると、こういうのは地下へ地下へともぐって、たちが悪くなると思うのだが。


現地紙タンニエンの報道では以下のとおり。ベトナム紙の記事を翻訳しているサイト“VIET-JO”より。

麻薬中毒者更正施設で集団逃亡事件、800人が逃亡
2005/10/05 07:25 JST更新

ホーチミン市クチ郡にある麻薬中毒者厚生施設で2日夜、入居者同士のグループ抗争を発端とし、その後入所者約800人が警備員らの制止を振り切り鉄門を壊し施設外へ逃亡する事件が発生した。

事件の発生を受け出動したホーチミン市機動警察部隊とクチ公安は、到着後すぐ施設周辺に検問所を設置するとともに、周辺一体を封鎖した。報道では出動した警察部隊は総勢100名に及んだという。

機動警察部隊によると、逃亡した入所者のほとんどは短パンと半そでの制服を着用しており、見分けがつきやすかったが、中には民家の庭先にあった服を盗み着替え、さらに自転車を盗み逃走したものもいたという。警察部隊の必死の捜索で翌日3日昼頃までに逃亡者のうち約500人を施設に連れ戻したが、依然300人が逃亡中と見られている。

この施設では1週間前の先月25日にも入居者同士によるグループ抗争で入居者170人による大乱闘が発生し、少なくとも11人が負傷する事件があったばかり。今回の逃亡事件で地元クチ郡公安の副署長は「このような大規模逃亡発生は事前に何らかの計画がなかったとは言い切れない」と計画的犯行の可能性についても言及した。
[Thanh Nien 10/4]

VIET-JO
http://viet-jo.com/news/social/051004034121.html

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2005/10/05

図書館通い

昨日今日と仕事で図書館に行く機会があった。

昨日4日は、広尾にある東京都立中央図書館に行ってきた。地下鉄で10分。残業中、調べものをする必要があり、サイトで何時までやってるか確認すると夜9時まで開館しているじゃないですか。

最近の図書館はサービスが向上していますな。サラリーマンにとっては非常にありがたい。

広尾はまあなかなかおしゃれな街のような気がする。気がするってのは、僕の知ってる広尾は、地下鉄の駅から有栖川宮記念公園を通って、都立中央図書館に至るルートのみだから、その途中に見た光景だけからの感想です。オーガニックスープの店とかオープンカフェとか。

すぐそばにはドイツ大使館があって、ちょうど「日本におけるドイツ」なるイベントが開催されていた。ビールとか振る舞われるのかな(またベタな…)。

http://www.doitsu-nen.jp/index_JA.html


そして、今日は国立国会図書館へ。朝、出勤してすぐ、上司に国会図書館で調べものをしてくると申し出て了承してもらう。午前中は、おとなしく職場で仕事をこなし、午後に小雨が降るなか20分ほど歩いて永田町にある国会図書館に到着。

国会議事堂前には警官が数人立っているものの、さほど物々しい感じではない。

電子化された入館手続きを済ませ、資料検索用PCでお目当ての資料の閲覧申請をする。だいぶ以前、国会図書館は、遅い、不親切だとの話を聞いていたが、資料を準備してもらうまで15分程度か。資料出納も相当自動化されているようだ。

待っている間も個人的に調べたい資料がないか、PCのキーボードを叩く。休日に永田町まで来るのは面倒だけど、やはり国会図書館、疲れた身体にむち打って、通うだけの価値はある。

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2005/10/04

クレジットカード

帰宅時にポストをみたらカード会社から郵便物。何だろなと開封してみると、プラチナカードへのグレードアップの勧誘だ。ご丁寧に実物大のサンプルのカードまで同封されている。

資料を読むと、ふむふむ。なるほど、やっぱ一般カードとはサービスが違いますなあ。とっても魅力的だ。が、その年会費はとてもじゃないけど払えない。払えたとしても、いまのライフスタイルじゃ元は取れそうにないので、却下だな。残念。

どうして僕なんかにプラチナカードのお誘い? たぶん、ここ数か月のカード利用が多かったからかな... でも年がら年中、そんな買い物するわけじゃないのですよ。

しかし、プラチナカードをもっている人たちは、こんなサービスを受けているんだと、知ることができただけでも... いや、僕はそんなサービスを享受できる身分には慣れないだろうから、知らない方がよかったかも。

ゴールドカードってのは利用者から申し込みができるそうだけど、プラチナはカード会社からの「お誘い」がなければお目にかかることはできないのだ。ふう。

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2005/10/03

ベトナムの台風対策 しんぶん赤旗より

「しんぶん赤旗」(インターネット版)10月2日付に「ベトナムの台風対策 人命優先で60万人避難」という記事が出ている。ベトナムは毎年、台風や洪水に見舞われ、大きな被害を受けるのだが、どのように防災対策をしているのか、といった当局情報をもとにした記事のようだ。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2005-10-02/2005100206_01_3.html

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2005/10/02

森山直太郎、そしてポッドキャストを聴く

昨日に続き、横浜は今日も夏日。しかも自宅近くの駅前通りでは、秋祭りの神輿が行き来して、1日中やかましい。まるで選挙カーが行き交っているかのよう。

昼前に起きて、以前にも書いたけど、外付けHDDが破損したせいで失われた写真データをあらためてスキャナーで取り込む。まあ、みみっちい作業なんだけど、これをやらないことには、HPなど先には進めない。1回の作業で、1度の旅の写真を取り込むから、あと何回やればいいのだろう。考えたくないなあ。でも、以前の記憶がよみがえったりして、ひさびさに懐古趣味。ん?不健康かな...

休憩もかねて、近くのTSUTAYAまでCDを借りに行く。森山直太郎と山崎まさよし、そしてビリー・ジョエル。それぞれ気に入ったのは、「声」「セロリ」「ピアノマン」(スタンダードだけどね)。なかでも、森山直太郎の声は心にしみますな。


Mac People 11月号にポッドキャストの i-morley の記事が出ていた。なかなか面白そうなので、先週からさっそく iTunesに登録して配信を受けている。マスメディアでは発言できないような、皮肉や差別的なジョークを織り交ぜて、世の中の核心に迫ろうとしているのか... 面白いんだけど、物足りないのは、伝聞の話が多いところ。ならば出所をもうちょい明確にしてくれれば、と。あれ、これはマスメディア的な発想?

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2005/10/01

亀も空を飛ぶ

1日寝たらだいぶ気分がよくなった。天気もいいし、ちょっと出かけてみよう。神保町の岩波ホールで映画「亀も空を飛ぶ」を観に行く。イラクのクルディスタン地方の子どもたちを描いた作品だ。

戦争で荒廃した大地にたくましく生きる子どもたちと、彼らが経験する出来事を、リアリズムと幻想を混在させた力強いタッチで描く。背景には2003年3月に始まったアメリカ軍のイラク侵攻がある。ゴバディ監督は、ニュース映像では知ることの出来ないイラクの悲痛な現状を映し出しながら、ユーモアを忘れない温かいまなざしで見る者を魅了していく。

イラク戦争ほど世界で「戦争の大義」が問題にされたことはなかった。しかし大義を持とうと持つまいと、戦争に巻き込まれる悲劇にはなんら変わりはない。真っ先に犠牲になるのは子どもたちであり、その心に生涯消えない傷を残すことを、この映画はあらためて気づかせてくれる。(作品の解説より)

いっしょに観に行った友人Sさんは、映画で少女のあまりにもつらい経験が描かれるが、「女性に対する抑圧や暴力は何も戦争のなかだけではなく、日常ありとあらゆるところで起きている」とコメント。う〜む...

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